精神科からの薬をきちんと飲む重要性

上司の勧めにより、
総合病院の精神科へと通院する事になった事を、
前回に、お話ししました。

 

この後、
私は約二年半の期間、通院する事になったのですが、

 

うつ病を克服した今になって振り返ってみると、
きちんと薬を飲んていたことは、
本当に良かったと思っています。

 

実は、
私の娘が、双極性障害になった事があり、
完治(寛解)までに、5年以上かかってしまいました。

 

娘は、友人や彼氏からの間違ったアドバイスにより、
私の目が届かない所で、薬を飲まないでいたことがあり、
それが、完治を遅らせていたと医師に言われています。

 

「薬をきちんと飲むこと」
この事は、とても重要な事だと、思っています。

鬱の改善を進めるきっかけになる出来事

サイパンのマニャガハ島

そして、
今回お話ししたいのは、

 

私がうつ病を克服するのを速めてくれた、
あるきっかけについて紹介したいと思います。

 

それは、
病院に通い始めてから、2年に近くなった頃の事です。

 

友人が務める、
小さな会社の社員旅行へ同行する事になりました。

 

実は、
私は当時、別の友人と、温泉旅行や、
ロックミュージシャンの東京でのライブに行きたいという目的があり、

 

積み立てで貯金をしていました。

 

鬱になってからは、
やはり、どこにも出かける気持ちになれなかったのですが、

 

通院して2年ほどが経ち、
一泊ほどなら、旅行へ行ってみても良い気持ちになっていました。

 

私が鬱になって、出かけない期間があったので、
積立貯金は、結構な金額になっていました。

 

そんな時、
友人の小さな会社の社長さんと付き合いも有ったことで、
その会社で、温泉旅行の計画を相談していました。

 

すると、
その社長さんが、近々社員旅行に行くこと、
旅行先が、南国リゾートのサイパンへの海外旅行だと話しました。

 

そして、
のんびりして良いところだから、
ぜひ一緒に行こう!と誘ってくれたのです。


南国リゾートサイパンへ

私にとっては、初の海外旅行で、
日程は、三泊四日と、ちょっと長いなぁ・・・・
と、思った私でした。

 

旅行中に引きこもったり、
眠れなくなったり、周りに迷惑をかけてしまうのでは?
という不安もありました。

 

しかし、
それに反して、海外旅行できれいな海。
行ってみたい気持ちもありました。

 

そこで、
診察の日に、A先生に相談してみました。

 

すると先生は、
「サイパンって良い所だね〜リラックスしに行くところだから、行ってみると良いですよ」
と、言って下さいました。

 

そして・・・
私は、サイパンへ行くことを決意したのでした。

鬱であったのに楽しく過ごせました

そして、
いざサイパンへ着いてみると・・・

 

今まで見たこともない様なきれいな海。
解放感にあふれ、
現地の人々は、なぜか笑顔・・・

 

シュノーケルや、体験ダイビング、
夜はショーを見たり、飲みに行ったり・・・

 

たどたどしい英語での会話も楽しく、
海や町を楽しみました。

 

当時のサイパンは、
まだ信号機が一つも無い頃でした。
近年よりも、もっと素朴なリゾートでした。

 

そして、
私にとって、うつ病を克服するきっかけになる出来事がおきました。

うつ病の完治を進めた出来事は旅行自体ではありません

私のうつ病の克服を早めてくれたのは、
このサイパン旅行自体ではありません。

 

サイパン旅行中にあった、
ちょっとした出来事だったのです。

 

その出来事を聞いても、
「なんだそんな事・・・」と、思う人が多いと思いますが、
私にとっては忘れられない出来事でした。

 

それは、日中・・・
ホテルから、マニャガハ島という小さな島へ向かうバスの中でした。

 

サイパンの役所の前を通ったとき、
建物の外壁に、大きな時計が付いていました。

 

その時計を見た私は、
「あれっ?思ってた時間と違うなぁ・・・」と感じ、

 

自分の腕時計と見比べてみました。

 

すると、
私の時計より、役所の時計の方が20分も遅れています。

 

私の時計がくるったのかと思い、
友人たちの時計を見せてもらいましたが、
私の時計は間違っていませんでした。

 

役所の時計がおくれているなんてありえない!
と思った私は、
同行する現地人のガイドに、その事を話してみました。

 

するとガイドは、
「サイパンは、時間はテキト〜。20分なんて大丈夫」
と言ったのです。

 

この瞬間、
私は、なんか胸のつかえが取れるような感覚をおぼえました。
(独特な感覚でしたので、この表現が正しいのか?自信はありません)

 

日本では、時間厳守が当たり前なのに、
時間がルーズでも大丈夫な国があるなんて・・・

 

それも、役所の時計が・・・

 

信じられないのと同時に、
私は今まで、なんて色んな事を気にして生きてきたんだろう。
気にしなくたって、人は生きていけるんだ・・・

 

と、思ったのです。